お茶
お茶は産地、種類、加工過程、発酵/酸化酵素の程度、焙煎程度及び摘採季節等によって名付けられています。一般的には、お茶は6大茶類に分類され、緑茶、黄茶、白茶、青茶、紅茶、黒茶の6種類です。
お茶はポリフェノール類の酸化酵素の働きにより、不発酵茶、発酵程度の違いでの部分発酵茶、完全発酵茶に区別しています。お茶の発酵程度は酵素性酸化酵素作用から、温度、水分および製造工程のコントロールによって、完成品の色、香り、味に反映して表現します。後発酵茶はある程度の湿度、温度の渥堆工程で茶葉に微生物を付け、発酵させますので、異なる製造方法になります。
簡単に言うと、お茶の原料は同じ植物-茶の木です(camellia sinensis)。異なる加工製造がありますから、異なるお茶に仕上げられます。製造過程は簡単そうに見えますが、実は栽培、摘採、生産、加工、包装までの各工程に茶師たちの配慮と経験に頼り、最後には一杯の和やかな良いお茶が出来ます。
